2024年11月2日と3日にわたり開催された、東京都武蔵野の森総合スポーツプラザにて京王 Presents JCG STREET FIGHTER 6 CAPCOM Pro Tour 2024 SUPER PREMIER JAPANにお邪魔させていただきました!
まず初めに、今年の「CAPCOM Pro Tour」というものがどういったものか、ざっくり言うと「世界中の凄腕プレイヤーが集う大会」なのですが、この大会や年間の様々な大会の上位選手のみが年間の最終決戦として開催される「CAPCOM CUP」への出場権を手にすることができる、つまりはシーズンの最強選手を決める「CAPCOM CUP」への登竜門ということになります。
日本をはじめ、世界各国のプロプレイヤーはもちろん、一般のプレイヤーも参加できるのが本大会ですが、エントリーは約1200名を超える超ビックイベントとなりました。
スケジュールの都合もあり、DAY2の11月3日からの参加となってしまいましたが、会場へ足を運ぶと、まず目に飛び込んでくるのがメインビジュアルのボード。
これだけでもテンションが爆上がりの筆者ははやる気持ちを抑えながらロビーへ向かいます。
入場ゲートをくぐると飛び込んでくるのは広大な会場と超巨大なスクリーン!
人が少ない時間に入場したこともあり、その空間がもつこれから始まるであろう熱い戦いを待ち受ける静かな時間に身の引き締まる思いでした。
会場には最高峰のイベントにふさわしく、かなりの数の対戦台が配置されており、
さらにサブイベントの受付やグッズ販売エリア、協賛社販売エリアなどもあり、ただのeスポーツ大会ではおさまらない、
誰が来ても楽しめる、誰と来ても盛り上がれる最高のイベント会場が出来上がってました。
時間が経つにつれ徐々に参加者、観戦者の姿もちらほら見えるようになり、
フリーの対戦台にはやくも着席して対戦相手を待つ方や腕慣らしの参加者、
またふと気が付くと国内有名プレイヤーや大きな大会の配信で見るような国外有名プレイヤーの姿も!
その姿に気が付いた方が声をかけて一緒の写真を撮られる場面も見られたり、
有名プレイヤーが着席した対戦台の周りには自然と人だかりができていました。
このような有名プレイヤーとファンとの交流もオフライン大会ならではの光景。
配信では味わえない、現地ならでわの盛り上がりで、有名プレイヤーのファンにはかけがえのない、たまらない時間となったことかと思います。
また、展示ブースや物販ブースもとても賑やかで、これもまた現地の盛り上がりに欠かせない要素だと思います。
配信番組が開始されるとともに会場内の雰囲気や様子をレポートされるG-STAR Gamingの倉持由香さん、音無えりなさんの姿が見えると、いよいよトーナメント開始時間が近づきます。
実況席にキャスターのハメコ。さん、ハイタニさん、巨大スクリーンの下にある対戦台に向かう参加者、
いよいよトーナメントがスタートします。
巨大スクリーンの下にある対戦台、いわゆる配信台でのプレイやいかほどなものか、想像し難い緊張感であると思いますが、
これまでの練習と努力の結晶をお互い存分、それ以上に発揮する素晴らしい戦いが行われ、
そんな中でも勝者と敗者に分かれてしまう現実が繰り広げられます。
さらにトーナメントの対戦エリアでも勝敗は次々と決して行きます。
ここでしか見られない有名プレイヤー同士の対戦も多く、これが配信されず、そして記録に残らないのが残念ですが、
この興奮はやはり現地でしか味わえない貴重な時間であり、来場者の特権でもあるのではないでしょうか。
・・・それでもやっぱりいちファンとしてはまた見たくなる試合ばかりでした。
途中、サイドイベントコーナーで行われていたトーナメントの決勝戦がステージで行われ、勝者インタビューも行われます。
このようなイベントに参加できるのも、オフラインイベントならでは。
ゲームセンターで、家に集まってゲーム大会をする、そんな楽しい経験が、ここではさらに拡大した形で行われていました。
そしてトーナメント本線では、
会場のアリーナ席でその行方を見守る方、
対戦エリアでフリー対戦やサイドイベントへ参加する方、
トーナメントエリアの対戦を熱いまなざしで見届ける方・・・。
そこらじゅうで歓声があがり、拍手が起こり、感嘆のため息が聞こえる会場は
幾度となく繰り返す戦いの記録が残って行き、時間とともにトーナメントが進行して行きます。
いよいよトーナメントは終盤に。トップ16。最終決戦が近づいて、会場内の緊張感も一層高まります。
固唾をのんで見守る観客、応援ボードを掲げて力を送るプレイヤーのファンも多く、
試合開始のBGMに合わせて会場が盛り上がり、選手を後押しします。
盛り上がりを見せるアリーナと、取り囲むようにスタンドや2階席、3階席のファンも熱い視線。
勝者、敗者が決して行く中、ついに壇上にはトップ8が並ぶまで進行。
プロプレイヤーであっても一瞬の油断もなく、お互いの読み合い、技のぶつかり合いに客席はさらにヒートアップします。
巨大スクリーンに映し出される対戦画面をじっと見つめ、一方の動きを一方がかわし、一瞬で流れが変わる刹那に客席からは「オォッ!!」と大きな歓声が上がり、思わずこぶしを握ってしまうほど見てる客席にも力が入ります。
幾度となく繰り返されるハイレベルな読み合い、しかし確実に終焉に向かう戦いはついに終わりを迎えます。
決勝はプロゲーマー、プロチームREJECT所属のときど選手と同じくプロゲーマーでREJECT所属のLeshar選手。
この結果、2025年3月に両国国技館で行われる「CAPCOM CUP11」にときど選手とLeshar選手の出場が決定しました。
運命の巡りあわせか、おなじチームで日々切磋琢磨する同志の戦いとなり、観客も大盛り上がり。
お互いの持てるすべての力を出し切る決勝戦は、ほんのわずかの差でときど選手が勝利!
京王 Presents JCG STREET FIGHTER 6 CAPCOM Pro Tour 2024 SUPER PREMIER JAPANは幕を閉じました。
参加者や観覧車が楽しく和気あいあいとしていた前半、
研ぎ澄まされた集中力に熱気と興奮に包まれた後半、
大会を彩る様々な参加者や関係者、そして観客が一つになった瞬間。
ストリートファイターやゲームが好きな人々が集まるのはもちろん、
そうではない方、ちょっとしたお祭りなイベントが好きな方にも絶対体験してほしい楽しいイベントです。
大会主催者さんや運営の皆様がとてもスムーズに進行するようにきめ細やかな運営を行ってくださり、参加者も観戦者も迷うことなくそれぞれの立場で楽しむことができました。
気になったのは、現地ではトーナメントの状況が把握できず、今現在で誰が勝ち残っているかなどの情報がスマホでチェックしないとわからないので、start.ggなどのサイトを知らないと把握できないのではと思ったことが気になりました。
それでも参加者、観戦者、ゲームへのリスペクトを感じる素晴らしい大会であったと思います。
もっと会場にいたい、もっと対戦を見たい!そう思わせる大会で、
まだまだ書きたいこと、乗せたい写真もたくさんありますがキリがないので我慢します。
本戦、サイドイベント、フリー参加、販売・展示エリア、そして彩る参加者。
これからもますます広がりを見せるストリートファイターのシーンとeスポーツの可能性が垣間見えた大会でもありました。
配信でももちろんその興奮は感じることができますし、熱い戦いを観戦することができますが、
やはり会場の熱気、ライブ感は参加することでより一層感じることができる貴重な体験です。
これからも数多くの大会、イベントが開催予定ですので
あまりゲームになじみがない方でも絶対に楽しめるイベントですので足を運んでいただけることをお勧めします。
今後のeスポーツシーンから目が離せません!
➡Instagramで写真をご覧いただけます。
https://www.instagram.com/espogate/
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